桜満開で汗ばむ陽気の中、和気駅から岡山市内(後楽園近く)までの32kmを歩きました。
来たる晴れの国おかやま24時間100km歩行大会の訓練です。
参加者の足元は丸五のベアフットシューズ「hitoe」
良い姿勢を感じるためにこのシューズは欠かせません。
<痛みを学びに>
歩き始めて1時間、5kmほどで膝に痛みを感じ出した方がいました。
膝が痛いとそこで運動をやめるのが普通ですが、、
片山の練習会はそこからの時間が醍醐味です。
片山のアドバイスをもとに
痛みの出ない歩き方を一緒に探します。
今回の場合、「歩調を前の人に合わせて歩いてみて」このアドバイスだけでした。
すると、そこからの2〜3kmで膝の痛みは消え、
それ以降、その方の膝は痛むことなく30km歩き切りました。
まさに実践に勝る経験なし。
体の痛みは体が悪いのではなく
体の使い方に問題があるのです。
要はそれを知ってるか知らないかです。
え?痛みが消えた?
って身体で感じた体験はその人の持ってる前提を変えます。
自分の歩き方ってこうなってたのかー
とか
あ、こんな楽なんだ
とか
だから良くならなかったのかー
とか
歩いてる中でそんな腹落ちがいくつも起きます。
<歩くことの魅力>
ここ数年で姿勢改善の真髄は「関節を壊さない歩き方の会得」なんだと思うようになりました。
将来的に身体フレイルや早期に寝たきりにならないために大切なのは下半身です。
人生を全うするために股関節、膝、足首、足指に負担をかけないための姿勢指導はとても価値があると思ってます。
それと同時に色んな人と歩いていく中で「誰か
と歩くこと」に魅力を感じるようになりました。
みんなで太陽や風を肌で感じ、同じ景色を眺めながら1時間ほど歩けば初めて会う人でも打ち解けられて、3〜4時間ほど歩き疲労という身体感覚を共有すれば親友になった気分になれます。
一緒に歩くことで湧き出る「同じ世界に入り込む一体感」はこれからの時代に必要な感覚だと考えてます。
"自分のこれからの人生を良くするために歩く"
寝たきり予防のために、健康維持のために、
家族で、友達で、仕事仲間で、時には1人で。
歩くことの楽しさや大切さを色んな形で伝えていきます。
